システム開発会社「トランスデジタル」(東京都港区)をめぐる民事再生法違反事件で、元副社長鈴木康平(55)、元顧問の峯岸一(46)両容疑者が代表を務める2社に、トランス社側が短期貸付金名目で計約34億円を支出していたことが17日、関係者への取材で分かった。2社には業務実体がなかったという。破綻(はたん)前の約半年間で、2社分を含めた短期貸付金は2.5倍に急増。警視庁組織犯罪対策総務課などはトランス社の第三者割当増資と関連する不透明な資金の流れの疑いがあるとみて調べている。
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